検査項目の例
泌尿器科での検査
泌尿器科では泌尿器や男性の生殖器の診察をしており、医師の問診のほか、検査が行われることもあります。
どんな検査が行われるのか、その検査項目の例をいくつかご紹介しましょう。
画像検査
泌尿器が診ている臓器は基本的に体内にあり、外側から見ることができません。
しかし病気の可能性があるときは体内の臓器の様子も確認が必要な場合があります。
そのため特殊な機器を使って体内の様子を画像で確認する検査が行われることも多いです。
たとえばレントゲンなどこれまでにも受けたことがある方も多いでしょう。
泌尿器の様子を確認するため、これら病院でもレントゲンが使われることはあります。
CTもまた体内の様子を画像にして確認できる検査となります。
超音波検査
体内の泌尿器の様子を簡単に確認する方法の一つです。
エコー検査とも呼ばれます。
特殊な機器を使って超音波を当てることで体内の様子をモニターに映し出せます。
超音波は痛みもありませんし、レントゲンのようにごくわずかではありますが被ばくすることもありません。
ただ、調べたい内容によっては直腸に超音波の機械を挿入する場合もあるため、痛みはそれほどありませんが、少し気持ち悪い感覚のある検査となる場合もあります。
尿検査
泌尿器の異常は尿を調べることでわかることも多いです。
疑われる症状によっては尿検査となる場合もあります。
よくある検査となるため、流れをよくわかっている方も多いでしょうし、特に抵抗感もない方も多いでしょう。
負担も軽い簡単な検査となりますが、調べたい内容に応じて採取すべき尿の条件が決まっている場合もあります。
最後に尿をしてから経過した時間や、出始めの尿なのか、中間尿なのかといったことです。
指定がある場合は必ずそれにしたがって尿を採取してください。
血液検査
泌尿器の病気や異常の検査を血液検査で行うこともあります。
これによってわかることも多いのです。
病院で血液を採取され、特定の値を調べるといった検査になることが多いです。
患者にとっては尿検査と同じく、簡単に受けられる検査となるでしょう。
ただ、採血のときには注射を使うことが多いため、少し痛みがある検査となります。
どんな検査になる?
泌尿器科での検査項目の例をいくつかご紹介しましたが、このほかにもたくさんの検査項目があります。
すべての検査を必ず行うわけではなく、問診や自覚症状の内容から最適な検査を医師が選びます。
どんな検査になるかは実際に診察を受ける中で決まることが多いですが、まずは尿検査や血液検査、レントゲンや超音波など、比較的負担の軽い検査となることが多く、その結果に応じて必要ならさらに精密な検査を行うという流れになることが多いです。